看護大学フィールド実習! 看護学生さんに介護の魅力を伝えました

 

こんにちは。介護の魅力伝え隊を陰ながらお手伝いしております、市老連事務局のヤマヤマと申します。
9月23日(月祝)に行われました看護大学の学生さんを対象にしたフィールド実習をレポートします!

台風到来の心配をよそに、晴天となった9月23日(月祝)、大阪市立阿倍野市民学習センターに介護の魅力伝え隊が結集しました!

昨年度に引き続き、2度目の開催となりました宝塚大学 看護学科の学生さんに向けてのフィールド実習。総勢96人の学生さんに向けて(前半はAとBの2グループに別れて)、介護の魅力を伝えました。

「手をつないだままで、右手を上げて              
左手を下げてください」

「きむきむが言いました」

 

 

 

 

 

 

 

 

Aグループのアイスブレイクでは、ゲームマスターの「きむきむ」登場で盛り上がりました!

全員その場で立ち上がり、きむきむからの指示に合わせて体を動かしました。

「隣の人と手をつないだまま、右手を上げて左手を下げてください。」
きむきむ、無茶を言います(笑)
と思ったら、この後のきむきむの解説が深いのです。

力があって簡単に右手が上がった人もいるでしょう。
強い意志で左手を下げ続けた人もいるでしょう。
自分が右手を上げれば隣の人が左手を下げられないことに気が付いて戸惑った人もいるでしょう。

隣の人のことを考えず、力の強い人が力を使うと力の弱い人が困ってしまうことがあります。それを何とかしようとするのが○○○○なんです。それに気が付くことはとても大切なことです。とのこと。
○○○○に入る言葉が何か分かりますか?(答えは文末にあります)

 

その後、Aグループは
「介護の仕事について」
「人生の伴走者になろう」

Bグループは
「介護福祉士になった理由」
「~M様の看取り介護を通して~学んだ事・感じたこと」

をテーマに、現役の施設職員さんからお話をしていただきました。
学生さんと一番年齢の近い職員さんの「介護福祉士になった理由」には、特に多くの共感が得られたようでした。

「介護の仕事について」

 

 

「人生の伴走者になろう」

 

「介護福祉士になった理由」

 

 

「~M様の看取り介護を通して~  学んだ事・感じたこと」

 

その後、Aグループには「清じい」、Bグループには「杉じい」がやってきて、コミュニケーションの取り方を教えてくれました。

清じい

杉じい

 

 

 

 

 

 

 

Bグループでは伝え隊から参加者に次々とマイクを向けられて、学生さんも眠くなる暇がなかったということです。

 

 

午後は実際に神奈川県にある施設がモデルとなっており、そこに働く介護職員の成長を描いた映画「ケアニン」の上映会を行いました。(映画はフィクションです)

「病院で経験を積んだあとクリニックへ、という進路を考えていたけれど、ケアニンを見て介護の仕事に対する印象が変わり、介護の道もありだなと思った」という学生さんがいらっしゃったり、映画から受ける印象も大きかったようです。

その後、参加者が11グループに分かれて意見交換を行いました。

 

 

フィールド実習カリキュラム終了後のアンケートには

「介護に対していいイメージを持っていなかった」
「どちらかと言えば悪いイメージだった」
「漠然とキツイ仕事だと思っていた」

など、負のイメージを持っていた学生さん達から

「かなり印象が変わりました」
「デイサービスにとても興味を持ち、働いてみたいと思いました」
「やりがいを感じる素晴らしい職業だと興味を持ちました」

のようにイメージが変わった、良くなったという言葉をたくさんいただきました。

また「ぜひ来年の学生にもお願いいたします」と後輩思いの言葉も。

「自信を持ってデイサービス実習に臨めるようになりました」と感想にありましたが、その言葉通り実際の施設での実習も実り多いものになることを願っております。

 

 

※「○○○○」の答え:社会福祉

 

 

 令和元年9月23日(月) 看護大学 フィールド実習
  場 所:阿倍野市民学習センター
  参加者:96名